KEN1の秘密

KEN1のちょっぴりデンジャラスな出来事とか日記とか・・

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
  1. --/--/--(--) --:--:--|
  2. スポンサー広告

インド・ヒマラヤ大冒険 ~奇跡の国インド~ Episode壱

 9月の中国のPWCセレクション(プレPWC)に続き、2004年11月、インド・ヒマラヤでのプレPWCに参戦した。毎日がハプニングと奇跡の連続。おいらはインドという国を、奇跡の国と呼ばせてもらう。そのハプニング続出の大冒険の一部始終を伝えよう。

続きは11月3日から。

11/3(水)

壮大な景色、ヒマラヤ初フライト ~夕方LDで遭難、野犬に襲われ…~

 早朝、ヒマラヤの麓の町、Birに到着。途中で牛が道のど真ん中から動かなかったり、猿もいっぱいおったし、スキー場並にめちゃくちゃ寒いのに朝から川で水浴びをする素っ裸の老人がいたりした。そして、連れて行かれたホテルは・・・・

なっにぃぃ~~~~~~~~!!!!!!!!!!


tentsite


ぬ???テントやん。

 はて。どーゆーこった。去年行った人はホテルって言ってたのに??
ショック!!フロは?寒いんちゃうか?ありえーん。
シャワーは湯がちょろちょろ。テントは電球一つと電源。運動会のデカいテントに壁がついたような、まぁしっかりしたテントで、全部2人部屋。ベットもあったかそうな毛布もあったからなんとか凍え死ぬことはなさそうだ。
bed

 とりあえず空港で助けてくれたニクソンとテントへ。10時半くらいだけどまだ山に上がらないみたいなのでみんなで昼食のため山を道路沿いに歩いて登る。なだらかな斜面を大きくS字風にクネクネと道が続き、そこに家があるといった感じの小さな町だった。
 小さな店でサモサとチャイを食す。サモサは春巻きの皮にジャガイモを三角形に包んで揚げたインドの軽い食べ物だ。チャイはインドでよく出てくる紅茶で、結構甘いが、慣れれば毎朝毎晩飲んでいた。
 その後、みんな登頂しだしたので急いで上がる。初めてTOから見た景色は壮観だった。四国の三頭山を5倍にした感じで、ビックなスケールだった。後ろには万年雪の5000m級のヒマラヤの山並みがずっと続き、映画クリフハンガーを思い出した。さすがヒマラヤ。TOは2340mくらい。LDは1300ほど。

mountain1


mountain2


 1時過ぎ。先に来ている木さんと松原さんはもう飛んだみたいで、いっしょに来た人らと飛ぶ。初インドフライト。なんだか感激。尾根先に雲ができ、前に出したほうがよく上がる。雲低は低く、2700ほど。みんなの様子を見てると、TOから見て左に行くようだ。尾根と谷が順番にでこぼこ続く。尾根先で上げて谷を渡り、また尾根先で、の繰り返し。
 去年行った人に聞いていたが、インドではトンビではなく、タカやワシが飛んでいる。鳶ではなく鷹や鷲。漢字似てるな。翼を広げると2mはありそうなくらいバカデカかった。10kmくらい先でみんな折り返すので、一番向こうの高い山をとって帰る。軽いオーバーキャスト気味だし、LDは周りより少し高いところにあるので、そのあたりの平野はLDより200mほど低く、左側から帰る時は低くならないよう注意が必要だなと思った。

flight


flight2



glider


LD


 LDは、テントサイトから近く、TOから確認しただけだったが、4時頃無事LDへ。結構みんな国ごとに帰っていったので、道を聞いてぶらっと帰ろうとした。適当に上のほうに登っていくと、民家の裏に出た。そこで待っていたものは!!
 なんと底無しのドロ沼だった。足跡はみんな深かったが、一見普通に固まってるように見えるので軽く入ってしまった。重いグライダーを背負ってるせいもあり、一度はまるとズッボズボ泥の中に入ってしまい、抜けなかった。やばーいと思って、グライダーを降ろし、なんとか足を引き抜き助かった。

 少し歩いて細い坂の道路に出ると、右からグライダーを背負った人が道を上がってくる。そうか、左に上がって行くんだな。後を付いていくと、タクシー乗り場があり、一応道を聞く。すると、今上がってきた道を指すのだ。
 はっっ!!
 そういえば、インドでは道を聞くと、わざと逆の方向を指差し、そっちに行くのを見てからかうという話を聞いていた。ウソをつくけど悪気はないらしい。そうか、これかぁ!!

 『ははーん、君達からかってるんだね。』、と思い、後ろからポーランドチームも上がってきたので、様子を見るため売店で水を買って待つ。すると彼らはそのままタクシー乗り場を通りすぎ、左に曲がっていく。
 よし、付いていこう。タクシーの運転手らに『おれはダマされないぜ』、とニヤッと笑い歩いていく。運転手らは苦笑いだ。ポーランドチームは奥で左に曲がった。町にはガリガリの恐そうな野良犬が多く、暗くなってきたので遠くで野犬の遠吠えも聞こえる。ワオーンワオーンの連鎖反応だ。ちょっぴりけっこう怖い。
 急いでついていき、左に曲がると、ホテルの脇に小道がある。見失った。道は下っていきLDの方角っぽいけどみんな行ったしなーと思いながら急ぐ。すると下からインド人と中国人が2人歩いてくる。「どこへ行くのか」と聞かれ、「テントへ」と答えると、「テントはこっちだ」とインド人が今来た道を指す。
 おいおい、またかよーと思ったが、中国人が「こっちは暗くて獣がでるから危ない。テントまで案内するからついて来い」と真剣にいうので、そうすることに。すると、さっきのタクシー乗り場へ戻り、運転手がさっき指差した道を下っていく。しばらく歩いていくと知っている人を発見したので、インド人達と分かれ、その人といっしょに帰ることにした。誰を信用していいのか分からなくなったしこのままどこかに連れ去られたら、、と思ったからだ。

 でも、あとで分かったことだが、途中で消えたポーランドチームは、テントがイヤであの脇道のそばにあったホテルに泊まっていたらしく、あの脇道を中国人に出会わず歩いて行ったら、今ごろは飢えた野犬の餌となってインドの草原に日本人の骨が転がるところだったかもしれない。むしろ、インド人だけなら意地張って信用しなかったかもしれない。命を救われた。インドの奇跡だ。@インドの奇跡2@

 そして、高木さんにこの話をすると、「道聞いてウソ教えるのはデリーとか大きな町で、こんなエリアのある山の小さな町の人はみんな親切に決まってるやろ!あほやなーー!!」と言われた。せっかく教えてくれた運転手さんの前を戻ってきた時はこっぱずかしかったです。ごめんなさい。。
 高木さんに、夜はやめとけ、といわれたシャワーを浴びる。というか浴びれない。ちょろちょろっと湯が出てくるだけだ。スキー場並の寒さで裸でちょろちょろ水浴び。やめとけばよかった・・・。

11/4(木)

公式練習日1日目、タカのバカ!! ~能ある鷹は爪を隠す~

 毎日快晴だ。足尾で飛ぶインド人のエディさんは、この大会のGPS関係など、この大会のほとんどを仕切っている人だ。日本語はメチャメチャうまくて、東京弁でしゃべる。あまりにも日本人化しすぎて、現地の水を飲んで下痢をしていた。・・ぷぷぷ。↓右のカッコいい人エディさん
edie

 大会は6日から9日の4日間で、4日、5日は公式練習日。この日はエディさんによる50kmのタスクが組まれた。タスクはだいたいTOを中心に右へ左へ振るタスクらしい。この日も右に大きく振ってから左へ行くタスク。
s-SANY0534.jpg

 ぼちぼち30kmほど飛んでTOに帰っていた途中のことだ。今までで最大のアクシデントが起こる。
 TOまで戻るのに、谷渡りで少し焦ってしまい、スタックしていた。結構低くなって小さな尾根先につけたけど、そこも小さな谷になっていてなかなかあがらず、高度差300~400で山に張りつく状態。このエリアは、低くなってしまうとなかなか復活しにくい。やばい。でも、ここは根性の見せ所だ。男になるんだKEN1!!と自分を応援。必死になり、鳥を探した。今まで飛んだ経験から、タカのいるサーマルは確実だと分かった。たとえ自分がいい上がりをしていても、タカのサーマルに移ると、必ずといっていいほどそっちのほうが強いサーマル。でも、奴らはデカイだけで、実は上げるのは結構ヘタ。日本の空の神様・トンビにはかなわない。
s-SANY0549.jpg

いた!!
 全長1.5mほどのでかいタカを発見すると、すかさず突っ込んだ。タカも必死で、二人で必死になりながら成長しかけのバブルっぽいサーマルをコネコネする。
 旋回方向が逆だ!普通なら、タカの旋回方向に合わせるんだけど、二人とも必死で、合わせるヒマも無くステイする。
 ヨシ、なんとか上がりそうだ。

と思った次の瞬間、

正面にタカがぁ!!!!!

バリバリバリバリバリバリッ!!! 

 なんと、グライダーの上面ど真ん中がヘッコむのが分かるくらいタカが正面から衝突、乗っかってきたのだ。
ええええええええええ!!!!!!
 うっそーーーーーん!!!有りえん。

 始めは、タカの縄張り意識からの攻撃か?と思ったけど、よく考えたらアイツとはいっしょに必死になってセンタリングした仲。おそらく、旋回方向が逆で、アイツがよそ見して回った後ろにグライダーがあって、当たってしまったのだろう。ヘタクソめ!!!
 『アホ――――――っ』、と叫んだ。イヤ、そんなことより、グライダーは?幸いにも、多分破れた様子もなく、挙動も普通やし音も変わった音はしていない。下から透かして見ても大丈夫だ。もしタカが爪を出していたら、引き裂かれて墜落していただろう。アイツはヘタクソな鷹、だけど爪を隠すだけの能はあったようだ。
 しかも、もし、ラインやインテークにぶつかっていたら…と思うと。ぶっちゃけ、奇跡でしょう。。@インドの奇跡3@

 その後は、頑張って上げ直し、TO左側へ向かう。タンデムで大会に出場するフランス人のタンデムおじさんとからみ、いいところまで行ったけど、やはりタカとの接触の影響か、判断力が悪く、タスクはコンプリートできなかった。

 ま、生きてて良かった★



Episode壱 終了

これから、更なる奇跡が・・・



スポンサーサイト
  1. 2005/11/17(木) 11:43:24|
  2. デンジャラスな記憶。
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0
<<四国三郎へGO! | ホーム | パパランボスがやって来る!!>>

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://ken1sky.blog32.fc2.com/tb.php/28-294a4403
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

プロフィール

KEN1&LUPIN the 3rd

Author:KEN1&LUPIN the 3rd
空を飛ぶのが好き。パラ&ハング。
クールでダンディな大人の男を
目指してます。
<携帯用URL>
http://ken1sky.blog32.fc2.com/?m

カレンダー

05 | 2017/06 | 07
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 -

最近の記事

最近のコメント

寂しがり屋のKEN1へ一言。

カテゴリー

月別アーカイブ

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

リンク

このブログをリンクに追加する

天気予報


-天気予報コム- -FC2-

最近のトラックバック

ブログ内検索

RSSフィード

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。